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2020/09/07 17:39
日本の固有種・杉の学名である「クリプトメリアジャポニカ」とは、ラテン語で「隠された日本の財産」を意味します。トゥリーウォーターは、
クリプトメリアジャポニカを通じ、人と森林をつなぐ懸け橋となることを目指します。

木材は、鉄やアルミニウムなどと比べて、製造時のエネルギー消費量とCO2排出量が少ない、優れたエコ素材です。さらに、私たちのトゥリーウォーターで使用する「葉枯らし天然乾燥材」(※)の製造時のCO2排出量は、 「人工乾燥材」と比べておよそ7分の1と、圧倒的な少なさを誇ります。また、輸送時のエネルギー消費によるCO2排出量(ウッドマイレージCO2)を抑制する観点からも、地域の国産材の活用が大変有効です。

木材は、鉄やコンクリートなどと異なり、大気中のCO2を吸収し、炭素の形で貯蔵する特性があります(木材重量の5割が炭素)。つまり、木材を選択することは、CO2の貯蔵と排出抑制を通じて、地球温暖化の防止に貢献することにつながります。

間伐材の利用は、間伐の促進につながり、国土の保全などによって、国民の生命や財産を守ることに貢献します。具体的には、間伐材の利用は、「植える」→「育てる」→「収穫する」という森林のサイクルがうまく循環し、国土保全、水源かん養、土砂災害の防止などの、森林の持つ多様な機能の発揮につながります。このように、木材は、その循環により半永久的に再生産できる、サステナブルな素材なのです。
※ 「葉枯らし天然乾燥材」とは、<葉枯らし(葉付き)乾燥 + 天然乾燥>の意味で、古来より伝統的に行われていた、人と木に優しい木材の乾燥方法によって製造された材のことです。詳しくは、「葉枯らし天然乾燥材」についてのページをご覧ください。